2026年1月31日土曜日

児童精神科 そう だいこう: 悪意のある言葉は暴力

児童精神科 そう だいこう: 悪意のある言葉は暴力:  NHKの「最後の講義」という番組がある。各界を代表する人たちが「今日が人生最後の日だとすれば、何を語るか」という問いに答えてくれるのだ。そこに漫画家の西原理恵子さんが出ておられ、漫画の一説にこんな言葉があった。 目に見えない暴力がある。人格を否定するような暴言、細かく監視するな...

2026年1月23日金曜日

児童精神科 そう だいこう: 人は自分が良い人でいられる人と一緒にいたほうがいい

児童精神科 そう だいこう: 人は自分が良い人でいられる人と一緒にいたほうがいい:  飛行機に乗るとき、航空会社の客室乗務員の人たちにとても寛大なご婦人を見ることがある。客室乗務員の人が間違ったサービスをしても「いいよいいよ、そのくらい誰でもミスすることあるから」なんて言いながら笑顔を振りまくのだ。素直ではない僕はすぐに勘ぐってしまう。この人は普段からこんなに寛...

2026年1月17日土曜日

児童精神科 そう だいこう: 娘を尊ぶお母さんの気持ち

児童精神科 そう だいこう: 娘を尊ぶお母さんの気持ち:  NHKのプロジェクトXが復活し、若い女性看護助手が殺人の罪を被せられた冤罪の回を見た。その女性は「殺していない」と訴え続けたにもかかわらず冤罪に巻き込まれ、懲役12年の判決を受け服役した。それに違和感を感じた弁護士の先生、新聞記者らが容疑者となった女性、ご両親、そして日本の司法...

2026年1月11日日曜日

児童精神科 そう だいこう: 酸ヶ湯温泉

児童精神科 そう だいこう: 酸ヶ湯温泉:  大きな病気をしたわけではないが、いつからか自分の治療(ケア)を意識するようになった。そのために昨年11月末に青森県の酸ヶ湯温泉に行ってきた。江戸時代から400年以上続く湯治場である。建物のたたずまいからして、すでに歴史を語っていた。    実際に温泉に入ってみると、温度がかなり...

2026年1月2日金曜日

児童精神科 そう だいこう: すべての仕事は人の命を救う可能性を持っている

児童精神科 そう だいこう: すべての仕事は人の命を救う可能性を持っている: 震災があると 歌手や小説家は「命の危険がせまったとき、歌(小説)は後回しになるものだ」と言う。でもその方々は被災された人たちの役に立とうと奮闘している。医者は命の危険がせまったとき、食事や生活必需品と同じように必要だと言われる。否定はしないが、歌手や小説家も人の命を救う力はある。...

2025年12月31日水曜日

真珠のまがい物: 第6回「國松淳和賞」

真珠のまがい物: 第6回「國松淳和賞」:   第6回「國松淳和賞」は、本賞史上初、2作品共同受賞となりました。 『武器としての神経症候・高次脳機能障害の診かた 高次は地味だが役に立つ』(中外医学社)と『発達とトラウマから診る精神科臨床』(医学書院)の2作品です。受賞おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。以下に所...

2025年12月27日土曜日

児童精神科 そう だいこう: 本当に必要だと思ってくれている人にエネルギーを捧げたい

児童精神科 そう だいこう: 本当に必要だと思ってくれている人にエネルギーを捧げたい:  先生には元気でいてもらわないと困る 本当に時々だが、こんなありがたい言葉をくださる患者さんがおられる。ありがたすぎて、どうお答えすればいいのかわからなくなる。利用されてるだけだと解釈する人もいるかもしれないが、医者は利用してもらってなんぼの仕事である。ただし、人に軽く扱われるこ...